圏論の基礎事項（圏・関手・自然変換，米田の補題，余極限・極限，随伴）についてまとめました．少し前（ノートを見たら2019年6月8日から16日だった）にRiehl, Category Theory in ContextでモナドとかKan拡張とかを勉強していて，なんとなく圏論についてまとめたい気分になったのでまとめました．当初はそんなに時間をかけるつもりはなかったのですが，書いているうちに米田の補題や随伴の気持ちがよくわかってきて楽しくなってしまい，ずいぶんと公開が遅くなってしまいました．圏論を学びたての頃は随伴がよくわからないなと思っていたのですが（突然現れる三角恒等式とか），このノートで自分なりの解釈をまとめることができたかなと思っています．
余極限・極限の節がまだ全然書けていません．いつか余極限・極限の交換などの話をちゃんとまとめたいです．
2019-07-20: 公開